新聞を賑わしている賃上げ、大手は満額回答とか特に自動車はいち早く回答をしている。
これには違和感しかない。
特にTは、利益だけでも何千億と叩き出している。
これはとても凄いとこだと思うが、それだけ搾取している事である。
特に下請け(1次)はまだ良い、これが孫請けなど下に行くほど利益は出ない。
部品をトラック一台持って行って、福沢さんが一枚もらえるかどうかである。
又、定期的に品質管理と言って査察がある。
これもとても必要な事であるが、その時に部品を作る時間を測る時がある。
作業者の動きも無駄があれば指摘して改善を要求する。
これはとても良い事ではあるがその後、しばらくたってコスト削減に協力して欲しいと言われることが多い。
あの部品は、何秒だからこれだけ安くしてもらうと一方的である。
何秒削減して利益を出して給料を払うのは下請けの事であり、親会社から言われる事ではない。
下請けからすると、何が賃上げだ、うちらの利益を搾取して自分の会社だけ利益を出せば良いのか?利益を出してもラインは派遣か、季節工ばかりで給料を払わない様にしている。
親会社の本音は、協力会社は生かさず殺さず使う事に専念している。
そうしたら何故協力会社は付き合っているかと言うと、名前が欲しいからである。
銀行などに融資をお願いする時などは大手に納入してますなんて言えばイチコロである。
何処の大手と取引がありますなんて言えば、凄いですねとそれだけで信用されるからである。
働く自分達からすれば、馬鹿らしいことではあるが、これが現実である。
銀行のクレジットカードを作る時を考えてみてください、特に大手の会社の人は、審査は形ばかりで即座にOKとなる。
(よほど借金があれば違いますが、私もカードを作る時、借金は家のローンのみですと買いたら何処でも審査通りました。家のローンは別です、家のローンが組める事は信用がある事で定期的に収入が安定していると言う事である。
又、会社の名前にありがたみを感じた事です。)
何故こんな事を言うかと言うと、大手の会社はある程度歳を重ねると協力会社、子会社に出向したりするからで、今まで気にしなかった事が手に取るように判る。
親会社の者に無理を言われ、時には脅しに近い協力要請を経験すればわかりますよ!
しかし、一旦大手から離れると信用は一気に下がり相手にされなくなる事必定で中々大変である。
大手の人も退職すると信用が無くなる事で、その時初めて会社のありがたみがわかるのである。
だから私は大手特にTの車は乗らない。
とても良い車ではあるが、車の原価や協力会社の血の滲む努力に見合っていない車だからである。
もっと協力会社にも利益を配分して、中小の会社も賃上げできるならば私は乗っても良いと思う。
自分の会社の利益のみ上げる会社とは付き合いたくはない。
ただ、中小の会社の社長も自分だけ良い生活をして従業員に安い給料で働かせる会社も多いけどね!
色々と愚痴を書きました、今日は以上です。